以下の表のように、処方薬も市販薬も成分はさほど変わりはなく、効果も同様に期待できます。ただし、自分で見ることが難しい場所なので、痛み、出血、発熱等の状況から正しい自己診断ができた場合です。(圧倒的に痔核、裂肛が多いので大多数の人は事なきを得ますが、、、)どちらにしろ一時しのぎ的に考えた方が無難です。費用的にも、痔以外の病気のリスクを回避するためにも一度は必ず肛門科を受診して下さい。
市 販 薬 | |||||
---|---|---|---|---|---|
薬品名 | 作用機序 |
ステロイド含有 | 価格(1回分) |
|
|
@ボラギノールM坐剤 | 局所麻酔剤、ビタミンE、組織修復促進 | − |
|
¥100 |
|
AボラギノールA坐剤 | ステロイド、局所麻酔剤、ビタミンE、組織修復促進 | + |
¥150 |
||
Bプリザエース | ステロイド、局所麻酔薬、抗生剤、止血剤の合剤です。 | + |
¥160
|
||
CプリザS | Bとほぼ同じ成分だがステロイドがわずかに少ない | + |
¥130 |
||
DエスジールAE | Bとほぼ同じ成分にビタミンA配合。ビタミンAの効果については不明、ステロイドはBの1.7倍。 | ++ |
¥150 |
||
E紫雲膏 | 抗菌、組織修復作用のあるシコンに油脂製の軟膏基材。 |
− | ¥100 |