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久保内医院

東京都足立区弘道1-3-19
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2.痔核(いぼ痔)いぼ痔の図

いわゆるいぼ痔は、皮膚或いは粘膜の直下にある静脈叢にできる静脈瘤でいわば血管の塊です。歯状線より上方にできる物を内痔核、下方の物を外痔核といいます。

内痔核は排便時の出血、脱出が主症状で粘膜に覆われているため疼痛は有りません。逆に外痔核は皮膚に覆われているため疼痛、異物感を主症状とし、出血はなく最初から外に出ている事が多くなります。外痔核は血液が中で固まる血栓化をしていることも多く、その場合はかなり硬く触れます。実際には歯状線をまたがってできる物も多く、症状は混在することとなります。

 静脈瘤が無くても、表面の粘膜とその奥の括約筋をつなぐ線維の脆弱化が主原因(表面の粘膜がずれて脱出しやすい)となる場合もあります。

3.裂肛(切れ痔)
歯状線と肛門縁の間(肛門管といい括約筋が締める部分にあたります)が、文字通り切れることで、排便時の出血と疼痛がでます。軽い物はすぐ治りますが、縦に裂けた上方に肛門ポリープ、下方に皮垂(見張りいぼ)というたるみができます(これらは治りませんが治療の必要もありません)。
慢性的に繰り返すと内括約筋に炎症が及び筋肉の弾力性が失われます。さらに繰り返すと肛門が狭くなり、よけいに切れやすくなるという悪循環に陥ります。





4.痔瘻(あな痔)

歯状線上にある肛門陰窩という窪みより細菌が侵入し、筋肉等の組織がない柔らかい所に膿瘍(肛囲膿瘍という膿のたまり)を形成。皮膚に排膿して、腸と皮膚の間にトンネルを作ったものです。

肛門周囲膿瘍がこの病気の初発症状となることが多いのですが、この膿のたまりは切開して排膿しなければ治りません。外痔核と混同して、薬局で買った薬を塗って悪化させる(薬自体の作用が悪いのではなく、切開を受けるのが遅れる)ことが多い病気です

       

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