細菌やウイルスが口からはいることにより発症します。海産物の腸炎ビブリオ、鶏肉のキャンピロバクター、鶏卵のサルモネラ、牡蠣のノロウイルスが有名です。病原性大腸菌、ロタウイルスも多い病原菌です。
下痢(+嘔吐)による脱水症状の改善が重要です。カリウムやナトリウム、クロルを多く含むスポーツ飲料や野菜、果汁のジュース(線維は少ない方がいいのですが、成分的には食塩入りトマトジュースもOK)を多めに摂取しましょう。重度のものには点滴、抗生物質投与を行います。下痢止めの単独投与は、病原菌の排出を妨げるとされ抗生物質(オゼックス、クラビット、ホスミシン等)を併用します。
腸を栄養する血管が閉塞することによりおこります。動脈硬化が背景に多くみられます。