いわゆるかぶれです。化粧品、薬品、漆、金属など様々なものが、その原因として知られています。若者のベルトのバックルがへそ周囲に皮膚炎をつくっているのは、最近のファッションのせいでしょうか。毛染めの成分は化粧品との相性により皮膚炎を起こす物があります。
 6、9月はチャドクガの毛虫がツバキ、サザンカに寄生している毛虫の季節です。1匹に10万本以上の毒毛を持ち、生きている虫は危険を感じると毒針を噴射するともいわれています。虫を殺虫剤などで殺した後も処理をしないと、死骸の毒毛でも全く同様の皮膚炎が起こりますからやっかいです。ツバキは街路樹としても比較的多く見かける樹木です。6月は特に注意してください。
 治療はステロイド含有軟膏を使いますが、比較的強い物が必要となるケースが多いのも毛虫の特徴でしょう。 唇のかさつきにいくらリップクリームを塗っても治らない場合はそのリップクリーム自体が、また口紅、歯磨き粉、果物等の接触性皮膚炎の可能性があります。
 この場合も治療はステロイド軟膏を使用しますが、唇周辺は比較的弱いものを使用します。