大腸癌
- 全ての癌の中で病気にかかる割合は一位で、死亡率は女性第一位、男性では肺癌、胃癌に次いで第三位、男女あわせると肺癌に次いで第二位。
- 早期癌は無症状のことが多く、この段階で便潜血反応陽性をみつけ、大腸内視鏡検査を受けることが肝要です。
- 進行癌では血便、頑固な便秘、便秘と下痢の繰り返し、便が細くなる等の症状がでることがある一方、上流の右側大腸では便が液状のため無症状のまま進行することも多い。



大腸ポリープ

腺腫 大腸ポリープの約80%を占め、20mmを越えると癌化率が高くなる傾向にありますが、全てが癌になるわけではありません。内視鏡で切除するポリペクトミーの対象です。
腺腫以外 癌化の可能性の低いものに対しては経過観察(可能性のないものは放置)しますが、比較的上流の右側結腸で5mmを越えるものはポリペクトミーする傾向にあります。




大腸憩室
大腸の壁の一部が外方に突出し、内視鏡で観察すると穴が開いて凹んでいるように見えます。大腸の壁の筋肉が欠損し弱くなった部分が内圧の上昇により発生します。出血や炎症の原因となることがあります。



虚血性腸炎

急な腹痛、下血での発症が多く、その原因は心原性(心臓に起こる血栓 約50%)、動脈硬化性(約35%)、それ以外(約15%)とされています。
大腸ではS状結腸と下行結腸脾曲に多く、壊死に至る場合は手術が必要となります。

潰瘍性大腸炎

従来ユダヤ系欧米人に多いと言われてきた、慢性的に下痢、血便、腹痛等を繰り返す難治性疾患です。今では日本人の罹患者も多くなっています。但し、根治は難しい病気ですが、治療法の進歩により以前の様に入院治療が必要となることは少なくなってきました。治療せずに慢性炎症が持続する場合は、癌化もある病気ですから早期の発見、治療の開始は大事になります。
